長谷川俊介インタビュー】元プトマヨデザイナー(2018,6,16~7,1浦和のSpicaで個展開催中



作品エピソード
「Spots」
浅草橋のギャラリー「パラボリカ・ビス」で開催された「アーバンギャルド・トリビート展」展示作品。
少女の儚さや危うさ、妖しさなどを様々なドットモチーフを絡めつつ表現しました。
「Little Sweet Delusion」
雑誌「Gothic & Lolita Bible」用に描き下ろしたショートスト―リーの扉絵。
4Pの物語を依頼頂き、ダークな童話を作成しました。オチは自分でも気にいって
います。
「Princess」
雑誌「Gothic & Lolita Bible」用に描き下ろした「お姫様」がテーマのイラスト。童話の中のお姫様をイメージし、キノコや月、チョウチョ、ドクロなどのメルヘンモチーフを組み合わせて、ストーリー性を感じさせる様な構成に。
「violetta」
雑誌「Gothic & Lolita Bible」の映画コラムページ用イラスト。
2011年のフランス映画「vioretta」。
母親の思い描く理想の少女の姿を、タバコの煙の様な儚さを込めて表現。


長谷川俊介インタビュー

Q1・絵を描き始めたきっかけを教えてください。

A1・小さいときに紙や鉛筆をいつも用意してくれる環境があったことです。

Q2・小学生・中学生時代の長谷川少年について教えてください。

A2・映画がどんどん好きになっている時期で、SFやファンタジー、ホラーなど、ユニークな造形のキャラクターが登場するアメリカ映画をよく観ていました。

Q3・武蔵野美術大学を卒業されたそうですが その後PUTUMAYOに入社するまでの経緯を教えてください。

A3・在学中に、PUTUMAYO店頭でイラストレーター募集の案内を目にしたことがきっかけで関係がスタートするのですが、大学卒業後はおもちゃ関係の会社に入りました。

その間もずっとPUTUMAYOでの活動は続けていて、そのなかで段々とファッションへの思いが強くなり、結局約一年後にPUTUMAYOを運営する()ハイパーハイパーに転職しました。

Q4・PUTUMAYOに入社して早い時期に企画の責任者にもなられたとお聞きしていますが

作品を作る以外の事にも時間を取られて大変だったこと、良かったことなどあれば教えてください。

A4・小規模運営でしたのでスタッフ一人一人が何役もこなすような状況で、大変だったことは挙げればキリがありませんが、それら一つ一つがいい経験になったと思います。

Q5・PUTUMAYOでイラストを描く場合は どのようにしてテーマやイメージを決めていましたか?

A5・ブランドコンセプト「可愛らしさの中にも毒がある」イメージをもとに、テイストが偏ってしまわない様に相反する要素を組み込む様にしていました。

Q6・PUTUMAYOは今年1月に休止しましたが、今後はどのような作品に取り組みたいとお考えですか?

A6・プライベート作品でも何となくブランドイメージなどに配慮し抑えていた表現なども、物に応じてもっと自由に表現していきたいと思います。

語弊がありますが、作品の方向性に合わせて映画で言うところのレイティングを変えるみたいな感じで。

Q7・イラストレーターになって良かったと思うのはどんな時ですか?

A7・絵を描く行為そのものが好きなので、それが誰かの役に立つのであれば本当にありがたいです。

Q8・最後に長谷川俊介が作品を作るにあたって大切にしていることがあれば教えてください。

A8・好奇心です。

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